Johnny's DREAM IsLAND 2020→2025 ～大好きなこの街から～感想
2020年7月28日、Johnny's DREAM IsLAND 2020→2025 ～大好きなこの街から～。
1時間30分の公演はずが延長して2時間、本当に夢のような時間でした。画面越しに見ているはずなのに、ものすごいライブ感。後にも先にもこんな楽しいオンラインライブはないんじゃないかと思う。
忘れたくないので備忘録の感想です。無駄に長くて絵描き歌多めです。
セットリスト
1. Lil Miracle／Lilかんさい ★
2. Firebird／Aぇ ! group ★
3. 僕空～足跡のない未来～／なにわ男子 ★
4. Big shot!!／ジャニーズWEST
5. 罪と夏／関ジャニ∞
MC（挨拶・各グループ紹介）
6. My dreams／関西ジャニーズJr. ★
7. One Love／ドリアイレッド
8. エネルギー／ドリアイオレンジ
9. ペットショップラブモーション／ドリアイイエロー
10. Dye D?／ドリアイブルー
11. 愛のかたまり／ドリアイグリーン
12. FIRE!!!／ドリアイピンク
13. koi-wazurai／ドリアイなす
14. cHocoレート／ドリアイブラック
15. 証拠／ジャニーズWEST ★
ゲームコーナー（みんなで絵描き歌やってみまSHOW！）
16. Re:LIVE／関ジャニ∞ ★
17. ブリュレ／関ジャニ∞
18. YSSB／全員
19. Game of Love／全員
MC（関西ジャニーズJr.紹介）
20. 勝手にしやがれ／関ジャニ∞・Aぇ ! group
21. プリンシパルの君へ／ジャニーズWEST・Lilかんさい
22. Can’t stop／関西ジャニーズJr.・安田章大・大倉忠義
23. ダイヤモンドスマイル／なにわ男子・ジャニーズWEST
24. ええじゃないか／全員
25. 大阪ロマネスク／全員
26. 関西アイランド／全員
（アンコール）
27. バンバンッ!!／全員
MC（各グループ挨拶：Lilかんさい西村、Aぇ正門、なにわ藤原、WEST神山、関ジャニ丸山）
エンディング（大阪各所で撮影したメイキング映像）★
（★：事前映像）
Lilかんさいから始まる各グループの事前収録の曲の映像がとても良くて、「絶対楽しいライブだ」と確信したところで関ジャニ∞「罪と夏」。途中から全員集合で、ただでさえ雨っぽいのに水の演出でみんなびしゃびしゃ。まだオープニングなのに！でも最高に楽しい。
村上さんの冒頭の挨拶「エンディングの時間となりました」に対して数十人が一斉に突っ込む。これぞ関西ジャニーズ！
各グループの挨拶では、関ジャニを代表した安田さんがびしょびしょのサングラスを外しながら「メガネが見えないよね～」と天然発言をキメて、村上さんに「“景色”が見えないやろ」と訂正されていました。
事前映像に切り替わり「My Dreams」。作詞：大倉忠義、作曲：安田章大で関ジュへ楽曲提供された曲。丈くん手持ちカメラでのほっこりしたメイキング映像に始まり、歌唱シーンは夢洲の青空の下で歌うJr.の皆さん。この映像が本当にさわやかで素敵なカメラワークで、PVにしても良いのではという完成度でした。大変幸せな時間だった…
ライブ映像に戻ったら、いきなり始まるメンカラメドレー！関ジャニ∞、ジャニーズWEST、なにわ男子、Aぇ!グループ、Lilかんさいの５組のメンバーで、メンバーカラーごとにユニットを組むというオタクの夢のような企画です。
ユニットごとにどの曲をやって欲しいかTwitterでファンにアンケートを取ったり、企画会議の様子をYoutubeに乗せたりと、当日までもめちゃめちゃ楽しかったです。特に印象的だったのが以下の３グループ。
YouTubeでは「パンぱんだええなあ～」とかふわふわ笑っていたのに、バリバリのダンス曲「Dye D?」を選曲したドリアイブルー。
安田さんが作詞作曲した関ジャニ屈指の人気曲で勝負してくるだけあって、後輩たちの気迫がすごい。冒頭の流星くんの歌パートから圧倒され、ダンスも圧巻。バキバキに決めてくる後輩メンバーに比べるとちょっと涼しい目で高音パートをこなす安田さんのラスボス感。
ダンスパートの後、安田さんがアコースティックギター、正門さんがエレキギターを持って、まさかのセッションパート！ダンスも演奏も見せられるように音源まで変えてくるとは…と驚いていたら、初めて聴くラップ歌詞が耳に飛び込んできて「えっこんな部分あった…？」と更に混乱した。
そう、まさかの既存曲に新パート追加。
この一瞬のために追加で作詞作曲し新音源で挑むなんてさすがに予想してなかった。作曲者がグループ内にいるからこそできる離れ業でした。そしてこの新パートが本当にかっこいい。「I wanna dye you.」の丈くんがものすごい破壊力でした。安田さんどれだけ時間かけたんだろう。
なおこの日、安田さんが手掛けた楽曲は４曲披露されました。（My Dreams、Dye D?、cHocoレート、Can’t stop）
ブルーの余韻に浸っていたら飛び込んできたドリアイグリーンの「愛のかたまり」。
冒頭の佐野晶哉くんパートで我に返った。なんて綺麗な歌声と表現力なんだろう。舞台「忘れてもらえないの歌」の時もポテンシャルやばいなと思ったけど、本当に衝撃的でした。次に歌うメンバーの肩に手を置いていく演出もシンプルながら美しくて良かった。
大倉さんがジャニーズwebの連載「くらすます」で交換日記的にメンバーとやりとりをしてくれていたおかげで、自分がドリアイグリーン全員のフルネームが言えるようになっていたことにもびっくりでした。大倉さんのプロデュース能力に脱帽です。
ドリアイなすは絶対シンデレラガールだろうと思っていたところ、直前に村上さんが舞台「If or…」で一人で披露していたので、キンプリは外すのかなと思いきやまさかの「koi-wazurai」！そう言えば村上さん初回A買ってたな…と思い当たる。
冒頭の濵田さんパート、びっくりしました。上手すぎて。瑞々しくて爽やかな声質に正確な音程が気持ち良い、最強のアイドルボイス。原曲の紫耀くんと真逆の声質なのに違和感が全然なく成立している。配信の後速攻濵田さんパートを堪能できる楽曲をめちゃめちゃ検索した。
ちなみに村上さんは岸くんパートでした。凄い楽しそうだった。今後もキンプリシリーズ楽しみにしています。
音楽でものすごく盛り上がったところにゲームコーナーをぶち込んでくるのも、関西らしい印象でした。
「みんなで絵描き歌やってみまSHOW！」淳太くん・西畑くんの司会でチーム対抗の絵描き歌対決。メンバーの歌う即興の絵描き歌を聴きながら、絵を描いてテーマを当てる企画です。このコーナーがものすごく面白かったのでアーカイブで繰り返し見ました。関ジャニがものすごいはしゃいでた。特にヨコヒナ。
・横山チームがテーマ「鬼」に対して「ブタ」と回答し不正解。でも描いた絵は鬼にも見えるとジャッジを揉め始めたところで、「鬼でええやんけ！！！ヨコが書いたの間違いゆうんかほんなら！！」と村上さんキレながら加勢。もうええて！と照れ笑いの横山さんがが村上さんの肩に手を置いて制止。
・安田チームがテーマ「村上信五」を見事正解。村上さんが喜んでカメラの前に出てくるのに対し、安田チームが今こっちの時間やから！とカメラを奪い返すと、横山さんが「ウチの村上が喜んでるからええやんけ！！！」と巻き舌で村上さんに加勢。村上さん、めっちゃ嬉しそうに横山さんにハグしに行くがそれは拒否される。
なお、この後ヨコヒナは淳太くんに「いい加減にしてください関ジャニ∞さん」と怒られてました。
そして絵描き歌と言えば丸山さん！冒頭からTLが「U字の水槽…！」と色めき立っていた。
他G担の皆様に背景を説明すると、2010年3月に放送された冠番組「関パニ」内の絵描き歌企画で、「ウサギ」というテーマを引いた丸山さんが「丸みを帯びたU字の水槽～」から始まる絵描き歌を披露し、そのインパクトと強烈な中毒性故に伝説となりました。この映像はその後も度々バズり、その度に「U字の水槽」が放送から数年を経ても何回もトレンド入りしています。なお、2020年2月の徳島でのコンサートでは「U字の水槽」といううちわを持参したファンをいじる流れから、会場中のファンが同曲を大合唱することとなり、なんで歌えるの？とメンバーが困惑していた。
そんな丸山さんが披露した問題の新作がこちらです。
「丸山さんの絵描き歌 ～2020ドリアイver.～」
♪～
満月大きく描きまして
目玉焼きが中に2つあって
丸みを帯びたおにぎり 真ん中や
そっからイカリがツンツンあってからに
満月の上に山2つ書いて
お山を黒く塗って おにぎりも黒く塗れ
間 違 え た（小声）
全エイターからの期待をしっかり察知して、おにぎりに丸みを帯びさせる丸山さん。終盤に「塗れ」といきなり命令し、真顔の「間違えた（小声）」で終わる衝撃作。ちなみにテーマはパンダでした。
最終的に安田チーム・大倉チームが正解したものの、優勝は西畑くんが「元気の良さ」により村上チームに決定。
絵描き歌の後は事前映像の「Re:LIVE」。打って変わって落ち着いた雰囲気（その前が異常だったとも言える）。青空がとても開放的で、大阪城を背に歌う関ジャニがすごくかっこいい。
そしてライブ映像に切り替わると十五祭の時と同じ赤い衣装で「ブリュレ」！5人でのパフォーマンスを見るのは初めてだったけれど、迫力が全然落ちていなくて圧巻でした。歌いだしのパートは横山さんで、新鮮だけれどすごく合っていて良い！
「YSSB」で登場したWESTとバックのJr.も赤い衣装。かっこいいなあと思いながら見ていたら「あれ、安田さんいる…？」と二度見した。まさかのYSSBに関ジャニ参加。この日一番の予想外だったかもしれない。
関西ジャニーズJr.紹介のMCでは、担当するはずの横山さんがいないというハプニングがありました。いつになく不安そうな大倉さんに対し「横山さん間違えて着替えてます」と報告しながら即座に代打でフォローに入る村上さんが流石でした。
その後横山さんが小走りで戻ってきてJr.の列に加わり、「どうも間違えて着替えました、よこやまゆうくんです」と一笑い取っていたけど、大倉さん曰く「ここ数年でこんな不安な時間なかったわ」とのこと。久々に末っ子感のある大倉さんを見た。
ふと気づくとステージの後ろはバンドセット。しかもよく見るとドラムセットが2つ！出てきたのはもちろん関ジャニとAぇ!グループで、最強のバンド曲「勝手に仕上がれ」のセッション。
「やべー、夢が叶った！」と嬉しそうな佐野晶哉くん。演奏が始まると、関ジャニ単体の時とは違う音圧に胸が熱くなった。冒頭のベースのスラップは丸山さんとが福本大晴くんが向かい合って演奏し、パートの終わりには丸山さんが嬉しそうに大きく頷く。
そして歌が始まって驚いた。一瞬、すばるくんの歌が聴こえたような気がしたのだ。声の正体は末澤誠也くん。すばるパートの歌詞にはない笑い声まで完コピしていて、そして末澤くん本来の声もしっかり届いていて、すごく不思議な感覚だった。曲の最後に笑顔の安田さんが「気持ちイーー！！」と叫ぶ。きっと、たくさんの人の夢がかなったセッションだったと思う。泣きました。
「Can’t stop」もMy Dreams同様大倉さん安田さん共作。ガシガシ踊るJr.を見て、これ大倉さんと安田さん見てるよな～嬉しいだろうな、一緒に歌ったらいいのに、などと思っていたら、ジュニアが左右にサッと引いた瞬間中心に大倉さんと安田さんがいて、あれ？私今日死ぬのかな…と画面が滲みました。
ジュニアをバックにダブルセンターを張る二人はすごくキラキラしていて、１オクターブ差のハモリが心地よい。このパフォーマンスが見られるのは今日が最初で最後かもしれないと、目に焼き付けました。
全員で「ええじゃないか」を経ての「大阪ロマネスク」。歌っているみんなの表情を見て、関ジャニはもちろん、関西ジャニーズ全体にとっても大切な曲なんだなと改めて感じた。大サビパートが関ジャニに回ってきたとき、後列のヨコヒナはちょっと感極まってた感じがしました。
一転「関西アイランド」ではステージを降り芝生で輪になってお祭りでした。村上さんの「馬鹿になろうぜえ！！」を合図に上がる花火。
その後本編の締めに入る村上さんが珍しく進行を間違えてました。「みなさん楽しんでいただけましたでしょうか？じゃあちょっと、各グループから一言ずつ…（イヤモニを触る）」「あっ捌けるんや。捌けるんやった」
関ジャニから「今日どうした！？」と半分心配の入った突っ込み。いやこのまま続けてもええねんで？と誰かが言うと、横「でも」全員「「「ほんまはあかんねんで！！！」」」というお家芸。入れそうで入れなかったWESTのみなさん。小瀧さんが「勉強します！」と笑っていました。
アンコール「バンバンッ!!」では全員で水鉄砲祭り、ほぼビール掛けの盛り上がりでした。誰が誰を狙っているのか見ていても面白かった。
諦めの境地で顔に水を浴び続ける濱田さん。大倉さんは丈くんに馬乗りになって集中攻撃。Jr.にカメラの位置を教えてあげる桐山さん。袖でみんなのはしゃぐ様子を眺めていて急に抜かれて「うわびっくりした」な村上さん。伊藤兄弟（弟）に衣装の上着を着せてあげる重岡さん。どさくさに紛れてワンパックを披露する丸山さん（翌朝地上波で流れた）。
最後は各グループのあいさつから、全員で手を繋ぐいつもの関ジャニライブの締めへ行く流れだったのが、数分間に合わずちびっ子たちは走って捌けることになり惜しかった。ちびっ子を誘導する村上さんが保育士。
横山さんの指揮で、最強で！最強の！関西ジャニーズ！とみんなで叫んで繋いだ手を挙げたところでまた大量の水演出！最後までびしゃびしゃ。でもライトに照らされた水しぶきがキラキラして、とてもきれいだった。
以上、めちゃめちゃ雑多な感想でした。
約1カ月に渡る各種SNSでの情報発信で、関ジャニとWESTのドリアイに対する本気度は伝わってきていたものの、期待をはるかに超える完成度のものを見せられて、見終わった後しばらく放心状態でした。大きめの夏フェスくらいのエネルギー感。企画は大倉さんで構成は淳太くん、流星くんだと聞いて、WESTのコンサート絶対行きたい！！！と思いました。
そして、後輩グループ3組！！気が付いたら大好きになっていました。なにわ男子とAぇ!グループ、この夏に出会えてよかった。一刻も早くデビューして欲しい。ジャニオタ卒業できないなと思いました。
すごかったからこそ、アーカイブなしの前提がものすごく勿体なくて…！
平日18時に配信が見れない環境の社会人、結構いると思うんですよね。なんとかしてよりたくさんの人が見れるようにして欲しかった。サーバーが落ちてアーカイブになることも予想していたので驚かなかったけど、アーカイブになっても追加販売がないのは、当日の都合で泣く泣く諦めた方が本当に気の毒でした。
最近の関ジャニの動向を見ていると、ファンのために無理をしてでも実現したいという判断が多いので、今回は何か技術・予算的な問題があったのではと推測しますが、まだ単独公演は続くので要望は送りたいなと思います。
ドリアイ、最高の夏の始まりでした。
関ジャニ∞、2020年8月のすべても、どうか持って行ってくれ。
