2020年2月 金沢で3泊4日のんびり旅(後編)
金沢3泊4日旅、後半の記録です。
(前半はこちら↓)
「ひらみぱん」「大國寿司」でまだまだ食べる
前日に白鷺美術さんで教えてもらった「ひらみぱん」へ。川沿いの気持ちの良い通りにあります。建物は昔鉄工所だったとのこと。
モーニングを食べるつもりだったけれど、お昼にお寿司を予約していたこともあり、好きなパンをテイクアウトすることにしました。どれだけ食べるんだ。
全部美味しそうですが「レモンティークリームパン」と「カヌレ」をチョイス。どちらもとても美味しかったです。
昼食は近江町市場近くの「大國寿司」を予約していたので移動。お腹を減らすために一生懸命市場内を歩く。お腹を減らしたいのだから試食はしてはいけないと心に決めながら、のどぐろの干物などをお土産に買いました。
「大國寿司」は星野リゾートの「みちくさガイド」で紹介されていて知りました。このコラムがとても読みやすくて良かったのでおすすめです。
大國寿司さん、とても良かった…。おまかせメニューの梅は3,000円ほどで、回らないお寿司がこのお値段でいただけるのがすごい。そしてどのネタもびっくりするほど美味しい。もし両親を連れて金沢に行くなら確実に大國寿司に連れていく。(なおそこまで大判振る舞いする予定は今のところない)
ひがし茶屋街を散歩
特に目的もなくひがし茶屋街へ。天気が良くて日向は暖かい。
数年前に来たときと多少お店の入れ替わりはあるものの、変わらない街並みにほっとする。「くるみや」という和雑貨のお店に毎回つい寄っては巾着やハンカチを集めているのだけれど、今回も特に用途もなく巾着を買ってしまった。
ふらりと立ち寄った「ひがしやま酒楽」という酒屋さんで、立ち飲みできる試飲コーナーを発見。興味があった農口尚彦研究所のお酒があったので飲み比べすることにしました。一杯500円。
店員さんがグラスに銘柄を書いた付箋を貼ってくれたので、最初は銘柄を確認しながら飲み、2回目は付箋を隠して利き酒。段々アルコールが回ってきて「わからん、全部うまい」という境地に至る。お土産に買いたかったのですが、要冷蔵なので断念。小松市のふるさと納税でもらえるようなので検討します。
兼六園で梅見
兼六園。この日は天気が良いものの風が強くて、飛び始めの花粉で若干厳しいコンディションです。
少し歩くと色鮮やかな一角が見えたので行ってみると梅林がほぼ満開に。ここでは20種類200本の梅が見られるそう。
兼六園はどちらかというとシックな色合いのイメージだったので、こんな天国みたいな淡い風景が広がっているとは思わなかった。
メジロが花をつついていたけれど上手く撮れなかった。写真は鳶と梅。
しばらく散歩していたので小腹が減ってきて、甘いものを食べようということになりました。急遽検索し、二十一世紀美術館を抜けて甘味処を求めて歩きます。
野町の「つぼみ」さん。店構えが素敵です。本店の料亭はミシュラン二つ星だそう。
ぜんざいを食べたいと思っていたのですが、本葛が有名ときいて急遽五郎島金時のぜんざいと葛切りのセットを頼んでしまった。昼食まであと1時間ほどだが大丈夫か。葛切りがとても美味しく、つるつるとあっという間に食べてしまいました。夏はかき氷も有名らしいので次の機会にはぜひ食べてみたい。
金沢駅の「廻る富山湾 すし玉」で〆
ホテルで荷物をピックアップして、金沢駅へ。お土産を購入したら、百番街内の「廻る富山湾 すし玉」に向かいます。最後の食事です。
手前に看板が写っていますが、平日限定のおすすめ盛りがお目当てです。行きにすし玉のお向かいのマツキヨに行ったときに見つけ、初日から「最後はここでシメよう」と決めてあったのでした。
おすすめ盛りのうち、ちょっといい方を選びました。これが大正解。全種類美味しかった。のどぐろを最後に食べられたのも嬉しかった。これ、なんと1,500円です。コスパが良すぎると大興奮。
黒猫のロゴも可愛い。今後も金沢に行ったらすし玉で〆ようと思いました。
すし玉のすぐ横にスーパーが入っているので、帰りの電車で飲むお酒とおつまみを購入。金沢駅、至れり尽くせりです。
帰りの車内の様子(二人分です)。大満足の金沢4日間なのでした。
旅のお土産
今回の旅で自分用に購入したものです。家族へは銘菓「福うさぎ」を買っていきました。金沢らしい、可愛くて上品なお菓子で喜ばれます。
自分用のお土産その1。巾着はクルミ屋で買いました。淡いグリーンと椿の模様がアラサーにちょうど良い可愛さなので日常使いしたい。右はくるみに砂糖醤油をからめた大畑食品さんの「クルミのおやつ」。缶が可愛くて衝動買いですが、中身も美味しかった。
自分用のお土産その2。骨董きりゅうさんで購入したお皿2種類とマグカップです。右のお花型の小皿は絵付け前の九谷焼のデッドストックだったものだそうで、机に出すと華やかです。絵付けがカラフルな九谷焼ですが、縁取りだけしてあるものもかなりおしゃれ。左は少し深さがある平皿で、立体的な花の模様が大変上品。どちらも使いやすいです。
マグカップはイタリアのアンティーク。オレンジのラインとぽってりした形が可愛くて衝動買いですが、軽くてスタッキングできるのでかなり実用的。お皿もマグも各種2点ずつ買ってしまったので大荷物で帰りました。
大変楽しかった金沢旅でした。食器を使うたびに穏やかな気持ちになれそうです。